粒あんを自宅で作ってみよう

ずいぶん更新をサボっていましたが、また少しモチベーションが出てきたので再開したいと思います。

今回は新シリーズ「○○作ってみた」ということで、栄えある初回は、柏餅を作るために粒あんを作ってみた、です。

いよいよなんでもありなブログになってきましたねー。でも「あらゆる日常」ですからね。最初から何でもありなんですよ、ははは。

本当は5月5日より前に書けば需要が高いのでしょうが、残念ながら5月5日に合わせて作るという自分の都合の方が優先のため、事後です。来年誰かの役に立てばいいなぁ、ということで。

さて、では早速。

用意するもの

材料
  • 小豆・・・200g
  • 砂糖(上白糖)・・・200~250g

砂糖は、グラニュー糖やザラメでも可。

以上です。

砂糖に関しては、好みのものを使って問題ないです。自分は以前三温糖で作ったこともあります。

また、砂糖の分量は小豆と同量~としていますが、これだと市販されている粒あんより甘みが控えめになりますので、市販されているものと同等の甘さが欲しい方は、250gくらいでつくるとよいです。

出来上がる粒あんの量は、小豆と砂糖を足した分になりますので、約500gです。

では、作っていきましょう。

ざっくり手順と所要時間

粒あん作りは、やることはほとんどなくて簡単ですが、どうしても小豆を煮る時間が必要なので、それなりの時間がかかります。

作業工程
  • 渋抜き・・・30分
  • 煮立て・・・60~90分
  • 仕上げ・・・30分

途中で水を入れ替えたり、砂糖を投入したりという時間もあるので、余裕をもって3時間くらいは見ておいた方がいいですね。

自分は、1日で粒あんを作った後に柏餅まで作り切るのは疲れるので、先に粒あんだけ作って冷蔵しておきます。あんこはすぐには悪くならないので。

粒あん作り開始

渋抜き

まずは渋抜きです。

これは簡単で、買ってきた小豆を鍋に入れて、水を入れて煮るだけです。水はたっぷりと入れた方がよく、200gの小豆であれば1.5Lくらいの水で煮ていきましょう。

渋抜き中は、強火でぐつぐつやってしまって大丈夫です。

煮立て

30分くらい経ったところで一旦小豆をざるにあげ、煮立てたお湯を捨てて水を入れ替えます。入れ替える水は最初より少なめの1L程度でよいです。

また沸騰させて本格的に煮ていき、60~90分かけてしっかりと小豆の芯がなくなるまで煮ます。

ちょうどいいのは、どの小豆も形が崩れない程度に割れていて、完全に芯が残っていない状態なので、時々味見をしながら煮ると完璧だと思いますが、どちらかと言えば芯が残るよりは煮過ぎている方がマシなので、別のことをやりながら作るような時は、長めに煮てしまった方がよいですね。

芯がなくなるまで煮立てられたら、鍋を火から上げて水道の水を少しずつ鍋に入れて、小豆を引き締めます。水を入れていくと冷たい水は下に溜まって熱いお湯が溢れていきますのでどんどん水が入れ替わっていくので、ちょうど全部水が入れ替わったかな、というところで、小豆をざるにあげて鍋の水を捨て、空っぽになった鍋にまた小豆を戻します。

これは、結構潰れちゃってますね。

仕上げ

お好みの分量にした砂糖を小豆の上に投入し、少し鍋をゆすりながら火にかけていきます。小豆からすぐに水が出てきますので、火加減は中火くらいで大丈夫です。

これは、ザラメとグラニュー糖のコンボ。

小豆から水が出てきたら、少しずつヘラで混ぜながら水を飛ばしていくと、どんどん粒あんぽくなっていきます。

水が出きったところ。

少しずつ水が飛んでいきます。

このあたりで、小豆を少しつぶしていく。

出来上がり。

中火で煮立てていけば水が飛ぶのも早いので、この工程はどんどん粒あんに近づいていくのが見て取れるので面白いです。

柏餅に使う場合は、水気が少ない方がいいので、しっかり水を飛ばしますが、用途によって適当な水加減で完成させてください。

保存

完成したら、バットにあげるなりしてあら熱を取ります。小さく切って空気に触れる部分を増やしてあげると、早く冷めますね。

すぐ使う方は冷めたらそのままお使いください。

保存するときは、あら熱が取れたところで早めにラップでくるんであげないと、水分がどんどん飛んでいってパサパサになってしまうので注意しましょう。

この出来上がり画像は、500gの小豆で作った場合の量なので、200gで作るとこれの3分の1くらいの量になります。

数日以内に使うなら冷蔵庫へ。長期保存するなら冷凍ですね。

但し、家庭で作る粒あんは保存料も何もないですので、できるだけ早く使った方がいいと思います。

ちなみに、粒あんを使った柏餅の作り方も紹介していますので、こちらもぜひ作ってみてください。

柏餅を作ろう

2020年5月6日

以上、第一回「〇〇作ってみた」でした!

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